前記事をアップした翌日、6/5(月)の昼頃、義父の主治医から長男に、義父が危険な状態なので会っておきたい家族がいるなら呼んでください、と電話があった。
誤嚥性肺炎を起こして呼吸困難になり、いつ窒息してもおかしくない状態なのだという。
なので、夫も仕事を早退して会いに行った。会うといっても義父は昏睡状態なので、顔を見ただけなのだが。ちなみに配偶者達は面会を許してもらえなかった。
6/1の朝、脳梗塞を起こして緊急手術だと聞いて驚き、今度は肺炎で呼吸困難で危険な状態だと聞いて驚き、もしかしたらこのまま···という不安。
仕事の方も相変わらずうまく行かないままで、何か目に見えない大きな黒い渦に飲み込まれて行ってるような気がした。
ところが『目に見えない大きな黒い渦』と思った時、そうか、これは私がどうこうできるものではないんだ、と気づいた。
嵐を止めたり消したりできないように、私はこの渦を止めることも消すこともできないのだ。
嵐の時は、嵐が通りすぎるのを待つしかない。
そう考えたら、気持ちが少し楽になった。
自分で何とかできることは、もちろん自分で何とかする。
でも、できないことで頭を悩ますのはやめよう。
今、私にできることを考える。
それをする。
何をしていても心ここにあらず状態だったのが、少し落ち着いた。
放ったらかしだった家事にも手をつけ出した。
仕事のことも、じっくり考えてみた。今は考えることしかできないから。
失敗から得るべきこと、これから自分がやるべきこと。もちろん全てに答えが出たわけではないが、少なくともいくつかの大切な気づきはあった。
この3日が1週間に感じるくらい、考え続けた。
義父の容態はそのままなので、気持ちが晴れることはなかったが、心は落ち着いてきた。
そんな矢先、仕事でクレームを言ってきた人から今日LINEがきた。
先週の金曜日に私が返信のLINEを送ってから、一言もなかったので驚いた。
でもその内容は、前回と違って、かなり軟化した感じだった。意外だったが、とてもホッとした。
私の力ではなく、私の知らないところで事態が好転していただけかもしれないが、それでも嬉しい。
そういうこともあるんだな、と思う。
放り出さなくて良かった・・・
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