しばらくブログをお休みしてしまった。
仕事で色々あって、書きたいことはいっぱいあったんだけど、時間と気力がなくて···
私は今の仕事をかれこれ40年近く続けているので、いわゆるベテランだ。
その傲りがあった。
ていうか、私はそもそも実力が伴っていないのだ。
私は外面がいい。特に仕事において。
だから、私は常に周りの評価を気にしている。
周りから良く思われたい、その一心で頑張ってるようなものだ。
でも本当の私はズボラでわがままで短気で、どうしようもないヤツだ。
周りから良く思われたいためだとしても、本当に頑張って仕事するなら、それはそれでいいと思う。周りから良く思われたいという気持ちが原動力になってるわけだから。
でも、私は違う。たとえ仕事の内容が伴わなくても、良く思われるならそれでいい。
私の中には、「こうありたい」という、本当の自分とはかけ離れた、理想の自分がいる。
もちろん「理想の自分」を持つことじたいは悪くない。
私がいけないのは、実際に理想の自分になるために頑張るのではなく、周りからそう思われるように頑張る所だ。
例えば、私はAということができないとする。私はAをできるように頑張るのではなく、周りが私のことをAができる人だと思ってくれるように頑張るのだ。
そんなことを続けてきた私に実力が伴うはずがない。
私が築いてきたものは、虚構だ。
40年近くもかかって、虚構の世界を築き、必死になってそれを守ってきた。
今頃になってようやくわかった。
私は何て愚かな人間なんだろう。しかも愚かなまま、こんな歳になってしまった。
ほとほと自分が嫌になる・・・
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